平成18年5月14日 日曜(雨)   頭の上のカスタネット


連休をはさんで、2週間のお休みでした。
正直なお話、この2週間フラメンコがなくてほっとしていました。

体も疲れているし(ずっと風邪!)それに最近フラメンコあまり楽しくありません。
石の上にも3年といいますので、せっかく始めましたから頑張って続けますが
ちょっと苦痛です。

何が苦痛かと言うと、まずセビジャーナスの3番のタン/タ・タ・タ・タンが未だに出来ないですし、
カスタネットを付けると、手と足がばらばらで、収拾がつかなくなります。

先生には練習しなければうまくならないわよ〜と言われたので、やらねばと
思いつつ、仕事が忙しくて夜になれば、音がするので結局出来ず、へたくそなままです。

ですから、今日は思い足取りでレッスンに向かったのでした。。。。



いつもどおり、一通りの足の練習が終わり、今日はカスタネットを付けての全体の
練習がありました。

私たち同期4人組のすぐ後に入った方が(すぐあとって3ヶ月後ですが)今日始めての
カスタネットを付ける日で、先生もお一人しかいなかったので、合同というわけです。

大きな円を作って皆が一斉にカスタネットを鳴らしました。

やったのは2つの練習。

【A】まず両手とも4本の指で打つものから。
小指からはじめ薬指・中指・人差し指ときて最後にまた小指です。
次に薬指からはじめ・・・薬指で終わり。
次に中指からはじめ・・・中指で終わり。
次に人差し指からはじめ・・・人差し指で終わり。

【B】次に左はキツネの手でリズムを刻み、右手は4本の指で打つもの。
小指・薬指
小指・中指
小指・人差し指

薬指・中指
薬指・人差し指

中指・人差し指
これを12拍ずつ打っていきます。


これだけなら音はでるんですよね、私も。
けれど踊っているときに何ででないんでしょう?

手と足が一緒に動かないというのもあるのですが、一番不思議なのが
練習の時、自分のお腹の前でカスタネットを鳴らすのは、音がでても
頭の上にかざすと、無音になるということです。

打っても音が出ない状態。不思議です???

でも!
今日その謎が解けました。これだけでも今日出席した甲斐がありました。

グループ練習に分かれたとき、今日は先生がお忙しかったので、先輩の方が
1人入ってくださって、カスタネットの打ち方を教えて下さいました。
それで、普段から疑問に思っている「頭上無音のカスタネット♪」について
伺いましたら
「紐のつけ方が悪いんじゃない?」と言われたのです。

その方がご自分の手を見せてくださいましたが、ヒモはもう手に食い込むほどきつく
しばっていて、指先が紫になっていました。
え?こんなにきつく?と思いました。

あと、位置が、親指の第一関節をはさめばいいと思っていたのですが、そんな
大まかなものではなく、つめの生え際のところに外側のヒモが来ていました。

そのようにヒモを付けてみたら、なんと、なんと!!!鳴ったのです。音が。
嬉しかったです〜。

こうやって出来ない事が少しでも出来るようになるとフラメンコも少しずつ楽しく
なるかしら?と思いました。

思えば、社交ダンスもそうでしたものね。
最初はおどれなくて泣いていました。

フラメンコは泣くまで真剣に踊ってませんので、まだまだです(^^)



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